アスベスト飛散防止策の問題点
現在、アスベスト飛散防止対策としては石綿除去(作業員が手作業で少しずつ剥ぎ取っていく方法)、溶液を使って塗布をする封じ込め、コンクリート等でアスベスト吹付部を密閉する囲い込みの三つがあります。
■除去方法
除去方法においては、作業が長期にわたる事とアスベストの処分費や剥ぎ取った後の補修費等、かなり高額な工事費となります。
■封じ込め方法
封じ込め工法は、使用される溶液はさまざまですが、そのほとんどがアスベストの表面を固めて飛散を防ぐもの。これでは年月の経過とともにひび割れや劣化が生じやすく耐久性に欠けるといえます。
■囲い込み方法
天井や壁などの上に、コンクリートなどで密閉します。囲い込みを行った場所での履歴がない場合、外見ではアスベストの存在が分からず、解体や改修にリスクが伴います。

従来工法の問題点をクリアーした「SAF工法」
このような従来の工法における問題点をクリアーしたものが「NDロックON」です。 株式会社環境アネトスと佐賀大学、佐賀工業技術センターとの産学官共同研究により商品化に成功しました。
従来の封じ込め工法とは違い、NDロックONが、吹付けアスベストの表面から2cm〜3cm程度まで浸透して深部のアスベストをも安定化させます。さらに耐久性にも優れ、従来の役割である吸音、防音、断熱等の効果はほとんど損なわれません。施工後のアスベスト飛散も基準以内に十分おさまっています。また、経済的にも従来の工法に比べ安価に抑えることが可能になりました。SAF工法は、安全性、耐久性、経済性、さらに施工期間も短縮できる非常に優れた画期的なアスベスト飛散対策工法といえます。
